オペラ『さよなら、ドン・キホーテ!』特集ページ

オペラシアターこんにゃく座創立50周年記念公演〈第二弾〉として公演する、オペラ『さよなら、ドン・キホーテ!』
これまで、たくさんの観客を笑いと涙の渦に巻き込んだ、鄭義信×萩京子による新作書下ろしオペラです。
いまの時代を生きるわたしたち熱くする、エネルギー溢れるオペラの誕生です。

〜オペラ『さよなら、ドン・キホーテ!』ものがたり〜

1940年代フランスのいなか町。古い厩舎のある牧場で馬を飼って暮らす、トーマスベルの父娘。馬は戦地へと駆り出され、もう何頭も残っていない。
ベルは学校が嫌いだ。自分らしくいることのできない学校になんか行きたくない、と、いつも厩で本を読んで過ごしている。大好きなのは「ドン・キホーテ」。 いつか自分は男になって世界を旅する騎士になることを夢みている。

大親友である馬のロシナンテが戦地へと送られる前にふたりで旅に出ようと、ベルはある夜こっそり家を抜け出そうとする。その時物音がし、厩の隅に隠れていた少女サラをみつける。サラは家族とはぐれ逃げ延びてきた、ユダヤ人だった。
サラから家族と離れ離れになってしまった経緯を聞いたベルは、サラに、「僕が君を守ってあげる」と約束する。笑顔を取り戻したサラ。
しかし、戦場と距離を隔てた町にも戦争の影は忍び寄って来る……。

片足が悪く兵士になることができない馬丁のルイ、過去を抱えパリから移り住んできたベルの担任のオードリー、ルイとは幼馴染の青年サイモン、そして厩舎で飼われる“馬”のロシナンテとサンチョ。
2匹の馬と、ある家族をとりまく物語。


登場人物相関図