旅公演レパートリー



オペラ『遠野物語』

柳田国男「遠野物語」による


東北岩手、遠野の郷に伝わる不思議なお話。
赭い顔のカッパ、富をもたらすというザシキワラシ、
大海嘯(おおつなみ)で死んだはずの妻とのめぐり逢い……
それらはすべて、実際にあった出来事だという。
スタッフ
台本:長田育恵 演出:眞鍋卓嗣 作曲:吉川和夫、萩京子、寺嶋陸也
美術:伊藤雅子 衣裳:山下和美 照明:金英秀 振付:伊藤多恵
舞台監督:八木清市 音楽監督:萩京子
ものがたり
柳田国男の家を訪れた男、佐々木喜善。
物書きになることを夢見る佐々木は、いつしか、自分の生まれ育った故郷、遠野で語り継がれる物語を柳田に語って聞かせます。
興味を掻き立てられた柳田は、実際に自分の目で遠野を見てみようと、懇意にしている詩人・水野葉舟と連れ立って、遠野の地へと赴きます。
そこで柳田が目にしたものは……。
アンケート
◇日常で使わなくなってしまっていた感覚を呼び覚ましてくれる不思議な作品でした。素晴らしかったです。しとやかな女中が山女となって宙をかけるシーン、饅頭を食べる坊主、神隠しにあったみよの迫力、祖母が語る迷い家の話、オクナイ様の田植え、座敷童に見捨てられた少女の美しい声、そして喜善にまとわりつく闇たち等が、とても印象に残っています。また楽士の演奏も素晴らしく、舞台上で役者と一体化しているような気がしました。

◇東北の方言で歌うこと、演じること、とても難しいと思いますのに、とても素晴らしかったです。観ている方は遠野物語の世界にどんどん引き込まれていきました。舞台の中の家にいて、風や景色や匂いまで伝わってくるような感覚と人物の息づかいや体温が感じられる感性豊かなすばらしい舞台でした。

◇本当に本当に感動しました。目に見えないものたちや死者や魂といったものへの敬愛と畏怖を感じました。同時に地方の山村の貧困や人付き合いなど、諸々の根深い問題も提示されていて深く考えさせられました。大事なことを思い出させてくれてありがとうございます。

◇劇中で語られる民話がすべて面白く聞き入りました。生きるために必要な物語。良いことがあれば誰の手柄とするわけでもなく、悲しいこと、辛いこと、忘れてしまいたいことも物語として昇華させる。わかる気がします。
公演データ
公演日程
 2021年4月〜6月
上演時間
 2時間30分 仕込8時間・バラシ1.5時間
人数
 27人(歌役者16人+楽士4人+スタッフ7人)
移動方法
 電車移動・運搬トラック4t車2台

 公演について、資料の請求はこんにゃく座までお問い合わせください

動画




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